同じジオラマでも、Nゲージ鉄道模型レイアウトを主体にすると、少々大きめのサイズになってきます。この、都電27系統赤羽線は、私が小さな頃に親戚の家へ行くために何度も乗りました。今では廃線になっているので、思い出をなぞる様に、現地の様子を調査します。
現在の小学校は、この都電赤羽線の併用軌道が敷かれた北本通沿いにあります。当時の校長先生の顔写真は、北区立中央図書館のアーカイブに行ってコピーしました。都電の写真はブロガーの皆様方で、当時の写真を記録として残され大変に参考となりました
小学校以前から、父か母に連れられて、岩淵町か袋町の親戚の家へ行くために、都電27系統赤羽線に乗り込みます。その、頃のことを何度も思い出しながら、現代の様子を調査します。
王子駅前から、都電終点赤羽までの、当時の沿線を思い出すために歩きます。この時に、当時の雰囲気を、思い出せるだけ思い出してスケッチに残したり、写真を撮影したりします。この時期に、材料を揃えていくと、一度に多額の出費にならずにすみます。できるだけ、イメージに近づけようとすると、当然それだけ街並み造りに費用がかかります。
模型作りに興味のある方は、御自分で要領よく進めていくと思いますが、苦手な方には少々面倒な作業です。お部屋の片隅に、小さな街角を描いたジオラマが、私としてもおすすめです。
私の描いた、都電27系統赤羽線は、W900mm×D600mm×H530mmと幅を利かせています。しかも、製作期間も予定より大幅に長引きました。ここまで、サイズが大きくなると、部屋の面積をかなりの部分占めてしまいます。上の写真の右下の写真は、王子駅前の当時の雰囲気を、CADの能力と写真を合成して様子を見てみました。地盤面は高低差を表現するために、発砲スチロールやスチレンボードなどを、小さく切って張り合わせたり、模型用のカラーサンドなどを塗り固めたりします。実際の街づくりの作業を、小さく簡単にしただけで手間のかかり具合は同じです。以上、Nゲージ模型製作記でした。
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